本製品は1984年のルマン24時間に出場し、プライベーターながら2位を獲得した「ポルシェ 956B ポルシェ 956 "ヘンズ T-バード スワップ ショップ"」を再現したモデルになります。
的確なプロポーションの再現に加え、細部ディテールにも「アイドロン」で培ったモデル開発のノウハウを駆使してモデル化致しました。
ロードラッグ・バージョンとなるロングテール仕様のスリークなボディフォルムを忠実に再現しました。フロントフェンダーからサイドインテークまでの抑揚ある形状は必見です。
またその他の各種マーキングはデカールで再現しております。
冷却ディスクを備える足廻りひとつを取っても、内蔵するフィンの枚数など可能な限りディテールを忠実に再現するため、多数の部品によって構成しております。
またフロントとは異なり、空冷ディスクを取った状態のリアホイールも再現しております。
※はめ込みアクリルベース、クリアケース付属
1984年のルマンではFISAとの燃料タンクのサイズをめぐる意見の相違に起因する紛争によりワークス・ポルシェが出場をボイコット。ルマンに参加するポルシェ勢はワークスを除くプライベーター勢のみとなりました。
956時代のアメリカに於ける有力プライベーターであるプレストン・ヘン・レーシングはこの年、956の26号車と共に956のIMSA仕様として製作された962をGTPクラスにエントリーしました。962は後のルマンで猛威を振るう962Cのベースとなるマシンでした。
プレストン・ヘン956の26号車にはジャン・ロンドーとジョン・ポール・ジュニアがドライブし2位を獲得。優勝したヨースト・レーシング7号車が独自の3リッター・エンジンを搭載するのに対し、プレストン・ヘンの26号車はノーマルの2.65リッター・
エンジンながら、ヨースト・レーシング7号車とは僅か2周の差しかありませんでした。