『VISION(ヴィジョン)』の1/43スケール・ハンドメイド・モデルカーとして製作した「ポルシェ 917K “ガルフレーシング・ジョン ワイヤ オートモーティブ” デイトナ 24h 1971」です。
本モデルは、1971年に開催されたデイトナ24時間レースで優勝したガルフチームの「917K」を忠実に再現したモデルになります。
1971年のデイトナ24時間レースには4台の917Kがエントリーしました。
開幕戦として行われたブエノスアイレスで起きた事故のため、ワークスチームのフェラーリ とマトラは出場しませんでした。しかし、アメリカの有名プライベーターのペンスキーがフェラーリ512Mでアメリカラウンドのチャンピオンシップに出場することになりました。
予選ではペンスキーチームの512Mがガルフチームの917Kを1秒以上の差をつけポールポジションを奪いました。
レース序盤はガルフチームの2号車と512Mが首位を奪い合う展開が続きましたが、次第に離されて512Mが首位を走る展開となりました。このままレースが進むと思われましたが、ここから波乱のレース展開が始まります。
ガルフ917Kの1号車が2位を走っていましたがエンジンの破損によりリタイヤ、トップを走っていた512Mもオルタネーターの破損によりピットインを余儀なくされました。後続だったマルティニチーム917Kの4号車はバンクを走行中にクラッシュ、ペンスキーの512Mもそのクラッシュに巻き込まれてしまい再び後退してしまいました。
レース後半は後続を40周以上引き離したガルフ917Kの2号車の独走となりました。しかし残り3時間半がすぎた時917Kがミッショントラブルでピットインしてきました。幸い大きなリードを持っていたので3周遅れの2位でレースに復帰し,のこり45分のところで首位を奪還しました。
モデルはガルフカラーをまとった917Kを正確に再現しました。
71年のルマンを制したマルティニ917Kとは異なるリアカウルの形状も正確に再現しています。
ポルシェのレーシングカーを語る上で逃すことができないガルフカラーもデカールと塗り分けで再現しています。デイトナ仕様の特徴でもある追加のルーフウインドーも見どころの一つです。
クリーンなキャビンからは精密感溢れる作り込みを施したコクピットを堪能して頂けます。また917系ならではのリアの水平対向 12気筒エンジン用クーリングファンは透明樹脂を用いてリアルに仕上げています。
VM211 : ポルシェ 917K “ガルフレーシング・ジョン ワイヤ オートモーティブ” デイトナ 24h 1971
VM211A : No.2 ウィナー (限定180台) <strong>No.2</strong>
VM211B : No.1 (限定100台) <strong>No.1</strong>
※ゼッケンをお選びになる際は、上記のナンバーに対応したものをダイアログからお選びください。ご注意ください。
※はめ込みアクリルベース、クリアーカバー付属
※お一人様2台限り