レースシーンにおける4ドアGT-Rの戦闘力をさらに高めるために発売されたGT-R、「 スカイライン 2000 GT-R (KPGC10)」を忠実に再現したモデルになります。今回は「RSワタナベ 8スポークホイール」を装着したモデルを再現いたします。
モチーフとなったのはハコスカの愛称で親しまれる3代目スカイラインをベースにしたGT-Rです。日産自動車より提供を受けた実車の3Dデータを元に原型を設計して、意図的なデフォルメなどを行わない客観的なプロポーション表現を目指しています。
ハコスカの見せ所であるフロントグリルはホワイトメタル鋳造部品にメッキを施し、ブラックの挿し色やプレス成型したエッチングメッシュなどでディテールアップしたものを装着。バンパーや窓枠、ドアハンドルなどにもメッキを施しています。
今回は今やハコスカの“正装”ともなったワタナベ製8スポークホイールと適度なハイトや“引っ張り感”を再現したタイヤを組み合わせ、軽くロワードしたスタンスで精悍さを強調した仕様をリリースいたします。
※アクリルベース、クリアケース付属
※2021年10月発売予定
※Released in October 2021
現在よりも自動車レースが市販車に近い姿をしたクルマたちで争われていた昭和40年代。そこでの勝利は自動車メーカーにとっては何にもまさる新車のプロモーションとなっていました。
1969年に登場したスカイラインGT-Rは、まさにその一環として生み出された高性能車で、レースカー譲りの2リッター6気筒DOHCエンジンを搭載し、目論見通り日本のツーリングカーレースを席巻しました。当初は4ドアセダンをベースとしたGT-Rでしたが、1971年型からはホイールベースを70mm短縮して運動性能を高めた2ドアHTにべ―スを変更してさらに戦闘力を高め、“スカイライン神話”と称されるまでの強さを見せました。