1995年に行われたマイナーチェンジの際に追加されたオープントップバージョン「NSX タイプT (NA1)」を忠実に再現したモデルになります。
これまで弊社では初代NSXのNA1(3.0リッターエンジン)とNA2(3.2リッターエンジン)の前期(リトラクタブル式ヘッドライト)、後期(固定式ヘッドライト)の各タイプ、グレードを商品化してまいりましたが、オープン(タルガトップ)仕様は今回が初となります。
ボディ原型は、実車を弊社でスキャニングし、それを元に3D CADで設計しています。弊社では意図的なデフォルメで、実車の印象を変化させることを嫌い、極力実車に忠実な客観的なプロポーション表現を目指しています。
ルーフパネルは実車同様に着脱可能となっているため、作り込まれたコックピットもじっくり観察してお楽しみいただけます。
些細なことですが、1/43のモデルカーとしては限界に近い細くそしてしっかり陰影がつくように深く彫り込まれたパネルラインなども注目していただきたいポイントとなっております。
※アクリルベース、クリアケース付属
※お一人様2台限り
1990年、ホンダ初のミッドシップ・スポーツカー、NSXが登場。
「ホンダの持てる技術を世界にアピールする」、言わばホンダ車の広告塔としての役割も担っており、量産車初となるオールアルミ製モノコックとアウターパネルなどが話題となったことも記憶に新しいところです。試作段階でホンダF1黄金期を支えたF1パイロット、アイルトン・セナも試乗し、その意見が開発に反映されたといったエピソードなど、話題にも事欠きませんでした。
初代NSXはエンジンの排気量アップ(3.0→3.2リッター)を含む改良を続け、サーキットユースも視野に入れた超硬派なタイプR、スポーツユースのタイプS/S-zero、そしてオープンモデルのタイプTなどを加えながら2005年まで生産されました。