1995年のBPR GT 鈴鹿1000kmレースでクラス優勝を獲得した「ホンダ NSX GT2 “チーム国光” 」を忠実に再現したモデルになります。
モデルはホンダコレクションホールに展示してある実写を3Dスキャンを用いて正確に再現しています。
通常のNSXとは全く異なる専用のオーバーフェンダー、バンパー、リアウィングをリアルに造形しています。鈴鹿1000km特有のディテールのドライビングランプを再現するためにボディは新規原型を用意しました。
また、ルマンの時とは微妙に異なる”Team KUNIMITSU”のバイナルや追加になったスポンサーロゴは新しく製作しています。
内装が剥がされたインテリアや、カーボン製インテークボックスが鎮座するエンジンルームも資料をもとに再現しております。
※画像はサンプルモデルです。実際に発売される商品とは異なる部分がございます。
※アクリルベース、クリアケース付属
※2022年3月発売予定
※Released in March 2022
鈴鹿1000kmレースは1966年から続く夏の鈴鹿を代表する耐久レースです。1995年のレースはBPR GTシリーズの1戦として開催されました。
同年6月に行われたルマン24時間レースから、多くのマシンとドライバーが鈴鹿に集結しました。チーム国光はルマン24時間をクラス優勝、十勝24時間優勝と連戦連勝でレースに臨みました。
マシンはイギリスのTCPが製作しており、ドイツのクレーマーレーシングも協力して作り上げられました。1994年型とは異なり、大きく張り出したオーバーフェンダーが特徴的です。鈴鹿1000kmではナイトセッションに備え、フロントバンパーにドライビングランプを埋め込んだ仕様で出走しました。
予選は19番手からのスタートとなりました。決勝レース2周目に鈴木利男がドライブするGT-Rが火災に見舞われました。その後もポルシェのクラッシュやピットでの火災が怒るなどレースは序盤から荒れた展開となりました。そのような状況で3人のドライバーはラップをこなし総合5位入賞、クラス優勝を獲得しました。