ワイドボディを持つ911(991)カレラ、「ポルシェ 911(991) カレラ4 GTS」を忠実に再現したモデルになります。
これまでに弊社ではヴィジョン、アイドロンの両ブランドから、空冷世代(初代~第4世代)、997世代のポルシェ911のモデル各種をリリースしてきましたが、こちらのGTSを皮切りに、登場時に車体の軽量化やエンジンのダウンサイジングで話題を呼んだ991シリーズのラインナップ展開を開始します。
911のボディは緩急のついた曲面の組み合わせで、モデル化にあたってはその正確な把握が重要となります。こちらのモデルは実車の3Dスキャン・データを正確にトレースして原型を設計しています。また、意外とおざなりにされがちなインテリアも実車のスキャン・データを元に設計し、さらに塗装の色調やツヤ加減をコントロールして実車のレザーやアルカンターラの素材感を演出しています。
近現代のクルマはヘッドライトやテールライトのリフレクターやハウジングが非常に複雑な意匠となっていますが、それらの表情を限りなく実車に近づけるために、実車をリサーチして、それに準じた部品構成を採るといった工夫を凝らしています。
そしてGTSのエクステリアで目を惹くのが、スポーティなセンターロックのメッシュホイールですが、こちらは原型データを3D CADで設計し、そのデータを元に真鍮を切削して原型を作り、それをホワイトメタル鋳造で複製することで1/43の限界に挑戦する高解像度かつシャープな意匠を再現しています。
※アクリルベース、クリアケース付属
※お一人様2台限り
※2022年3月発売予定
※Released in March 2022
>> Other picture1964年に登場したポルシェ911。リアにマウントした水平対向6気筒エンジン、独立した丸形ヘッドライトと、リアに向かってスロープしていくルーフラインといったアイデンティティは保ちつつ、時代に即した変化を続けてきました。
991型はその第7世代で、2011年に登場。ホイールベースが先代比で10cmも伸ばされ、一見大型化したように見えた車体が実はアルミの多様で軽量化した他、燃費向上を目指して標準モデルの排気量を200ccもダウンサイジングするなど完全刷新されています。登場後にグレードが随時追加されていくのも911のお約束で、2014年に登場したのがスポーツモデルのカレラSと、ハードコアなGT3の中間的なキャラクターを与えられたGTSとなります。