1995年のBPR GT 鈴鹿1000kmレースに出場した「ホンダ NSX GT2 “チームナカジマホンダ” 」を忠実に再現したモデルになります。
モデルはホンダコレクションホールに展示してある実写を3Dスキャンを用いて正確に再現しています。
通常のNSXとは全く異なる専用のオーバーフェンダー、バンパー、リアウィングをリアルに造形しています。鈴鹿1000km特有のディテールのドライビングランプを再現するために”チームナカジマホンダ”用のボディを作成しました。
ホワイトボディに映えるスポンサーロゴは当時の資料を参考に製作しています。
内装が剥がされたインテリアや、カーボン製インテークボックスが鎮座するエンジンルームも資料をもとに再現しております。
※画像はサンプルモデルです。実際に発売される商品とは異なる部分がございます。
※アクリルベース、クリアケース付属
>> Other picture鈴鹿1000kmレースは1966年から続く夏の鈴鹿を代表する耐久レースです。1995年のレースはBPR GTシリーズの1戦として開催されました。
同年6月に行われたルマン24時間レースから、多くのマシンとドライバーが鈴鹿に集結しました。チームチームナカジマホンダは同じくNSX GT2を駆る”チーム国光”と共に鈴鹿1000kmに出場しました。
マシンはイギリスのTCPが製作しており、ドイツのクレーマーレーシングも協力して作り上げられました。1994年型とは異なり、大きく張り出したオーバーフェンダーが特徴的です。鈴鹿1000kmではナイトセッションに備え、フロントバンパーにドライビングランプを埋め込んだ仕様で出走しました。
決勝レースは17番手からのスタートとなりました。決勝レース2周目に鈴木利男がドライブするGT-Rが火災に見舞われました。その後もポルシェのクラッシュやピットでの火災が怒るなどレースは序盤から荒れた展開となりました。99号車は序盤からいいペースでラップを重ねました。3時間が過ぎた際のピットストップでセンターロックナットが外れず、18位に後退してしまいます。その後、驚異的な追い上げを見せますがリアサスペンションのボルトが緩み30分以上のピットストップを余儀なくされます。優勝争いからは脱落してしまいますが16位で完走することができました。