「羊の皮を被った狼」という称号を与えられ日本のレースシーンに今も名前を刻む元祖GT-R「スカイライン 2000 GT-R (PGC10)」を忠実に再現したモデルになります。今回のモデルにはハコスカシリーズにベストマッチなRSワタナベのエイトスポークを履いて登場です。
3Dスキャンと採寸、様々な角度から撮影した写真などを用いて決定版とも言えるモデルを目指し開発しました。ボディサイドに流れるサーフィンラインやフロントバンパーなどシンプルな形状に見えますが、実際には複雑な局面で構成されています。
旧車の特徴でもあるメッキパーツはホワイトメタルパーツをを磨き込みクロームメッキを施しています。一般的に用いられる蒸着メッキとは異なるリアルな質感をお楽しみいただけます。
1969年式のスカイライン 2000 GT-R (PGC10)はフロントグリルが特徴的な「分割グリル」になっています。またクロームメッキ仕上げのサイドミラーも特徴の一つです。
今回は今やハコスカの“正装”ともなったワタナベ製8スポークホイールと適度なハイトや“引っ張り感”を再現したタイヤを組み合わせ、軽くロワードしたスタンスで精悍さを強調した仕様をリリースいたします。
カラーラインナップは1969年に発売されていた純正色の3色を発売いたします。
※アクリルベース、クリアケース付属
※2022年4月発売予定
※released in April 2022
1968年に発売された3台目スカイライン(C10型)は特徴的な箱のような外観から「箱スカ」として親しまれました。発売時には1500ccのセダンが用意され、その後L20エンジンが搭載された「2000GT」が発売となります。
1968年には「プリンス R380」のGR8 直列6気筒エンジンをベースに開発されたS20型エンジンを搭載した「 スカイライン 2000 GT-R (PGC10)」が発売されました。ボディのデザインは基本的に6気筒モデルのスカイライン 2000GTと同じですが、代名詞とも言える「サーフィンライン」は大径・幅広のタイヤを履くために最初からカットされていました。
2代目スカイライン(S54B)とは異なり、初めから6気筒エンジンを搭載する予定で開発が進められた為PGC10のボディは非常に剛性が高く、パワフルなエンジンとよくマッチングし36勝を挙げました。
インテリアは標準でホールド性の良いバケットシートを装着しています。ウッドパネルが多数採用されていてモダンなデザインに仕上がっています。