弊社ではすでにアイドロンの1/43でLFAとその高性能版であるLFAニュルブルクリンク パッケージ、1/18でLFAニュルブルクリンク パッケージを各色リリースしてきました。今回が要望の多かったLFAの1/18版をリリースいたします。
まずモデル化にあたっては、レクサスから提供を受けた実車の3Dデータを元に、3D CADを用いて原型を設計。プロポーションは実車に忠実であることを最重要課題として、意図的なデフォルメなどを行わないプレーンな造形を試みています。
LFAのボディはシンプルな造形なため、ミニチュア化にあたってはダルな印象にならないように塗装の厚みなどを考慮に入れた上で設計を行いました。
またモデルの表情を引き締める灯火類の表現にあたっては実車の当該箇所を徹底的にリサーチした上で、形状はもとより部品構成、質感なども可能な限り再現しています。
ホイールは新規で金型を作成し、シャープな造形表現に優れるインジェクション成型品を使用しています。
また、シートはより精緻なディテール表現や形状再現を行うために自社で3Dデータを新規で製作するなど、注意してご覧いただかないとお気づきいただけない室内部分にまで、徹底してこだわっています。
カーボンパーツを多用した、LFA ニュルブルクリンクパッケージ車のコンペティティブな魅力とは異なる、上品なLFAの姿をビッグスケールでお楽しみください。
※台座、クリアーカバー、シリコンクロス付属
※限定商品はお一人様2台限り
「究極の走りを体現したFの頂点」として2010年末から500台が限定生産されたLFA。Fが意味するのはトヨタのホーム・サーキットでもある富士スピードウェイで、レクサスの中でもIS FやGS F、そして現在も生産が続くRC Fといった限られたスポーツモデルだけに、そのアルファベット一文字を車名に用いることが許されてきました。
LFAはレクサスひいてはトヨタの技術の結晶として生み出された2人乗りのスポーツカーで、4.8リッターV10のパワートレインを筆頭に6速ASG変速機やトランスアクスル、CFRPを多用したシャシー&ボディなど、まさしく専用尽くしでスーパーカーと表現するに相応しい贅沢な存在でした。またFRミッドシップ、ロングノーズ&ショートデッキのトラディッショナルなパッケージングを採用しながら、ラジエターを車体後端に搭載して重量配分を改善するといった独創的な面も多々持ち合わせていました。
そんなLFAの魅力は生産を終えてから10年近い歳月を得た現在も、衰えるどころかより際立ってきた印象もあり、弊社ではそのモデル化に着手いたしました。