ランボルギーニのワンメイクレースシリーズ「スーパートロフェオ」で新たに使用される「ランボルギーニ ウラカン スーパートロフェオ EVO2」を忠実に再現したモデルになります。
モデル化にはあたってはランボルギーニから提供を受けた実車の3Dデータをベースに原型を設計。
ご覧の通り、ランボルギーニ ウラカン スーパートロフェオ EVO 2のスタイリングは、複雑な面構成と羽根のようなフィン形状のパーツが多用されており、形状のトレース自体は問題なく行えますが、それを1/43に置き換えて実車の再現性とモデルカーの生産性(成型や組み立て易さ)を両立させることはかなりの創意工夫が必要とされました。
どの部位をボディと一体成型とし、あるいは別部品とするか、それによってたとえばルーバーの抜けや、パネルの薄さ、エッジの再現性などが大きく左右されます。
まずはプレゼンテーション仕様をリリースいたします。ルーフ全面を覆う、高級時計ブランド『ロジェ・デュブイ』のグラフィックスと、艶消しカーキのコントラストをお楽しみください。
少々見え辛いですが、ロールケージが張り巡らされたインテリアも高解像度での再現を試みています。
※アクリルベース、クリアーカバー付属
V12エンジン系を頂点に据えると、ランボルギーニ・スーパースポーツのエントリーモデルにあたるV10エンジンのウラカン。しかし、殊モータースポーツに関しては車体も小さく、軽量なV10系が古くから主役となってきました。スーパートロフェオは同名のワンメイクレース用に製造される競技用車両で、開発はランボルギーニのモータースポーツ部門、スクアドラコルセで行われ、今後市販モデルにも転用されるであろう意匠を満載したエクステリアは自社のチェントロスティーレ(デザインセンター)が手掛けたものとなります。
2017年発表のEVOに対して、2021年に発表されたEVO2はフロントエンド形状を完全刷新。上唇がめくれ上がったようなオメガ形状を形成するフロントバンパー&ディフューザー、シンプルな水平基調のデザインに変更されたヘッドライト、カウンタックのテールを彷彿とさせる掘り込みの奥にセットされたテールライトなど、エアロダイナミクスとデザイン性を融合させたアグレッシブなフォルムへと進化しています。