1985年にエンジンが4バルブ化され、歴代最高スペックが与えられた「カウンタック LP5000QV」を忠実に再現したモデルになります。
今回、弊社がモチーフとしたのは1985年に登場した5000 Quatro Valvole(LP5000QV)となります。
5000QVではキャブがダンドラ化されたこともあって、それを収めるべくエンジンフードにバルジが設けられています。
外観上の特徴に加え、丸から長方形に変更されたウィンドシールド下のデフロスター、ダッシュボード両側に追加されたエアコン吹き出し口、ドアパネルのクッション形状など、インテリアも実車に忠実な再現を行っています。
※アクリルベース、クリアケース付属
※一部お一人様2台限り
1971年3月のジュネーブショーでプロトタイプが発表され、1974年に市販が開始されたカウンタック。一番最初のフェイズにあたるLP400は1978年まで生産され、またそれをベースにウィングやオーバーフェンダーを備えたLP500Sとも呼ばれるウォルター・ウルフ氏が特注したウルフ・カウンタックなどはスーパーカー世代にはお馴染みのモデルではないでしょうか。
カウンタックには各年代・仕様でそれぞれファンが居ますが、その中にあっても特に人気が高いのがLP5000QVの後期モデルとなります。LP5000QVはメカニズム面でみれば、排気量も最大で尚且つ4バルブ化されたことで455馬力というカウンタック最強スペックのエンジンを搭載。エクステリアは最終フェイズの25thアニバ―サリーが空力性能を向上させるべく、大幅にアレンジされたこともあって賛否両論なため、オリジナルカウンタックの味わいを残したスタイルと、最強のパワートレインの組み合わせがその人気の理由となります。また5000QVの後期型にはフェラーリ テスタロッサを意識したかのような、スリット入りのサイドスカートが装着されますが、視覚的に車高の低さを演出しており、そこに魅力を感じるファンも多いようです。