1993年にポルシェ・カスタマーディビジョンからレース車両のホモロゲーションモデルとして発売した「ポルシェ 911(964) カレラ RS 3.8」を忠実に再現したモデルです。
モデルは964型の持つ特長を余す事なく再現しています。
ターボと似た外観を持ちますが、専用のフロントリップ・リアウィング・ホイールなどRS 3.8の特徴を再現しております。
インテリアはバケットシートを始め、リアシートが取り払われたシンプルなフロアなどを再現しています。
今回は911(964)カレラRSの純正カラーから5色をリリースします。
※アクリルベース、クリアケース付属
1974年から販売されていた930型は非常に人気が高かったが、顧客が増えるに連れ新たな要望が増え、アップデートを行う必要が生じてきました。
まずポルシェは959で得た4WDの技術を964にもフィードバックしました。プロペラシャフトを通すためにフロアセンターが高くなっていますが、巧みなデザインにより見た目には気にはなりませんでした。またパワーステアリングやABSを搭載し、より現代的なハンドリングを獲得しました。
1993年にホモロゲーションモデルとして限定発売されたのが「911 カレラ RS 3.8」でした。前年に登場した3.6L版のRSはカップカーや個人ユーザーのサーキットユースを前提に作られていましたが、RS 3.8はFIAや各国のGTカーレースを想定して開発されました。
NAエンジンながら、ボディは911(964)ターボが使用されました。フロントリップは小さいながら十分なダウンフォースを発生する位置に装着されています。ドライビングランプは取り外されブレーキダクト冷却用のインテークに置き換えられています。リアウィングはターボ用に似ていますが、サーキットユースを見据えた別体のフラップが追加されていました。
サスペンションはカレラRSが使用されているので前後のホイールは専用オフセットのホイールが用意されています。特にリアホイールは純正とは思えないほどディープなリムが使用されていました。
インテリアは基本的に3.6L版のRSと共通で軽量化が行われています。エアバックレスの3スポークステアリングは専用品です。