2004年のNISMO創立20周年記念モデルとして販売された「ニスモ R34 GT-R Z-tune」を忠実に再現したモデルになります。
モデルは、ニスモ大森ファクトリーにて入念な取材を行い3Dデータを作成しました。
3Dスキャンと採寸、様々な角度から撮影した写真などを用いて決定版とも言えるモデルを目指し開発しました。
フロントバンパー内部に収まるインタークーラーコアはエッチングパーツを組み合わせることにより立体的な再現を狙っています。
LM GT4 ホイールはホワイトメタルの鋳造パーツを使いシャープな造形を目指しました。
Z-tuneのインテリアは形状こそ基準車と変わりませんが、赤色の配色が追加されています。モデルでは一台一台手間をかけた塗分けや、デカールを張り込む事で再現を行いました。
トランク下に追加されたデフクーラーもホワイトメタルとエッチングパーツを用いて再現しました。
※こちらは再生産品です。
※アクリルベース、クリアケース付属
※2023年7月発売予定
※Released in July 2023
「ニスモ R34 GT-R Z-tune」の開発コンセプトは”TOP OF GT-R”。
ベース車両のスカイラインGT-R(BNR34)は2002年いに生産を終了していたため、NISMOの基準に合格したユーズドカーの”R34 GT-R V-Spec”が集められました。ほぼホワイトボディまで分解したボディにスポット増しなどの補強を施しています。ロールバーこそ装着はされませんが、エンジンルームには高剛性なストラットタワーバーが装着されます。組み付けはレース車両のメンテナンスを行っていた専門のメカニックにより組み立てが行われました。
エンジンは「RB26DETT改 Z2」が搭載されています。補強が入ったエンジンブロックが採用され排気量は2,771ccに拡大、鍛造ピストンや強化クランクシャフト、強化コンロッドなどに交換されています。IHI製のタービンが使用され500馬力という出力を発揮します。マフラーはチタン製の「ヴェルティナNE-1」が採用され効率的な廃棄を実現しています。リアデフにはオイルクーラーが装着されてされました。
足回りはZ-tune専用のザックス製サスペンションが装着されています。
ホイールはNISMO製「LM GT4 “GT500モデル”」の専用品が採用されました。
エクステリアは専用デザインのフロントバンパーやフロントフェンダーが装着されています。
素材はドライカーボンで作られており軽量・高剛性を実現してます。フロントフェンダーとボンネットにはエンジンの熱気抜きが設けられておりエンジン冷却効率を高めるとともに、ダウンフォースも増加します。