1985年にエンジンが4バルブ化され、1988年以降ブレーキダクト付きサイドスカートが追加された「カウンタック LP5000QV」を忠実に再現したモデルになります。今回はリアウィングが装着された姿を再現いたします。
弊社の人気商品であるカウンタックですが、3年ほど前より原型を完全刷新した“New Master”版でのリリースに移行しております。
New Master版では、原型をゼロから再設計し、ファーストエディション開発時には技術的に難しかった繊細なAピラーやより実車に近しいプロポーション表現、高解像度なディテール再現などを目指しています。
今回リリースするのは、カウンタックの最終フェイズである、4バルブヘッド・エンジンを搭載したクワトロヴァルヴォーレでパワーバルジ付きのエンジンフードや、後期型にあたる1988年型以降にオプションで選択できたスリット入りのサイドスカートを装着した状態が特徴となっています。
前回発売したモデルはカウンタックの低さを強調したウィングレス仕様でしたが、今回はより迫力あるシルエットを楽しめるリアウィング付きとなります。
25thアニバーサリーを別格とすると、コンベンショナルなカウンタックの最終進化形の姿として、こちらの1台をコレクションに加えていただくことをお勧めいたします。
※アクリルベース、クリアケース付属
※お一人様2台限り
1971年3月のジュネーブショーでプロトタイプが発表され、1974年に市販が開始されたカウンタック。一番最初のフェイズにあたるLP400は1978年まで生産され、またそれをベースにウィングやオーバーフェンダーを備えたLP500Sとも呼ばれるウォルター・ウルフ氏が特注したウルフ・カウンタックなどはスーパーカー世代にはお馴染みのモデルではないでしょうか。
カウンタックはスーパーカーブームが去った後も進化を続けて、1982年には排気量を4.8リッターに拡大したLP5000S(LP500S)、1985年には排気量を5.2リッターまで拡大して、エンジンヘッドを4バルブ化したLP5000QV(クワトロヴァルヴォーレ)、1988年にはエクステリアを大幅に変更したランボルギーニ創立25周年記念車の25th アニバーサリーをリリースした後に、1990年に後継機種のディアブロにバトンを受け渡すまで生産が行われた長寿モデルでもありました。