1986年創業のチューニングカー・コンストラクターの『マインズ』が「NISSAN GT-R」ベースに製作したチューニングカー「マインズ NISSAN GT-R」を忠実に再現したモデルとなります。
車載コンピューターのプログラミングを解析してチューニングを行うROMチューンの雄、Mine’sが改造を施したデモカーを再現したモデルとなります。
Mine’sのチューンドカーは他のビルダーやメーカーのタイムアタック系マシーンに比較すると控え目な印象がありますが、見た目の派手さは追わず、あくまで機能性を追求した結果がそうさせるもので、いわば“羊の皮を被った狼”的なアプローチが採られています。
しかしながらその変更点は車体全体におよび、フロントリップ、カナード、ボンネット、サイドミラー、ルーフ、サイドスカート、トランク、リアウィングなどがマインズオリジナルパーツに変更されています。
Mine’sのエクステリアモディファイパーツのほとんどは空力性能アップと軽量化を追求しているためカーボン製となっていますが、その再現は当該部位にカーボンバターンのデカールを貼り込んだ上でクリアコーティングを施しています。
同車の特徴のひとつであるレイズ製VOLK G025は専用の金型を用意し正確なディテールを再現しています。
美しいツヤを湛えたカーボンパーツ、チタン製マフラーやホイールといった金属部品の量感など、弊社ならではのフィニッシュを是非お楽しみください。
※メーカー監修中
※台座、クリアーカバー、シリコンクロス付属
※お一人様1台限り
2007年12月に発売が開始されたNISSAN GT-R。マルチパフォーマンススーパーカーをコンセプトに車体、3.8リッターV6ツインターボエンジン、4WDとトランスアクスルを組み合わせたドライブトレインが専用設計とされていました。イヤーモデル制を敷いて毎年のように改良・進化を行うことが発売当初からアナウンスされ、2022年に製造を終えるまでポルシェ911のGT系とタメを張れる量産型スーパーカーとしてのポジションを維持し続けたのです。2014年にはサーキットユースも視野に入れたエボリューションモデルのNISMOも追加し、こちらも進化を続け、最終型ではついに筑波サーキット2000において、1周1分切りという市販車としては驚異的なラップタイムをマークするに至っています。
一方、日産側からはそのパフォーマンスの維持、および保証のために“改造禁止令”ともとれる、発売当初は日産の公認パーツ以外でのドレスアップはおろか、タイヤの銘柄変更でさえも車両保証の対象外になるという措置が採られたと言われています。
しかしながらそんな措置をもろともせず、新車当時から数多くのビルダーやメーカーがNISSAN GT-Rの素性の良さに惹きつけられて改造に着手しています。ROMチューンの雄、神奈川のMine’s(マインズ)もそうしたメーカーのひとつで、発売とほぼ時を同じくした2007年末に行われたREV SPEED誌主催の『第18回 筑波スーパーバトル』に出走させています。翌年には同社お得意のVX-ROMで車載コンピューターをマネージメントするなど種々チューニングを施した車両で筑波サーキット2000で1周1分切りを達成する偉業を成し遂げています。