991世代の後期型に設定されたフラッグシップモデル「ポルシェ 911(991.2) GT3 RS」に「ヴァイザッハパッケージ」を装着した「ポルシェ 911(991.2) GT3 RS ヴァイザッハパッケージ」を忠実に再現したモデルになります。
モデルは実車を3Dスキャンし1/43スケールモデルを作るのに最適なデータを作成しています。
僅かな曲面で構成されるボンネット、前後フェンダー、ルーフパネルなどはスキャンデータを正確にトレースしています。
ドアパネルなどの筋彫りの仕上がりは完成時に大きな影響を与えます。深く、細くすることで墨入れを行わなくても自然な影を作れる様に仕上げます。
現代車のヘッドライトやテールライトのディテールはモデルの印象を決める重要なファクターです。LEDやクリアーパーツを実車と同じの構成にする事でディテールの解像度を上げています。
GT3 RSはスパルタンな内装も魅力ですが、こちらもすべて実車の3Dスキャンデータを用いて造形しています。硬質なロールケージ、丸みのあるシート形状やステアリング周りの意匠など、内外装共に、高解像度なディテールをお楽しみいただけます。
ヴァイザッハパッケージ専用のマグネシウムホイール、カーボンボンネット、カーボンルーフ、カーボンリアウィングなどの追加ディテールも余すことなく再現しています。
※アクリルベース、クリアケース付属
※お一人様2台限り
1999年、996型に初めて用いられた「GT3」のグレード名。それが意味するのはFIAのGT3カテゴリーで、後席を含む一切の快適装備を廃する一方、エンジンはGT1車両由来のドライサンプ式自然吸気3.6リッターを奢った、速く走ることに特化したホモロゲモデルでした。2003年にはさらなる軽量化とブレーキ周りのアップグレード、エンジンのレスポンス向上を図った、GT3 RSが登場します。その後もGT3/GT3 RSは911シリーズのモデルチェンジに合わせてポルシェの自然吸気エンジンの最硬派グレードとして進化を続けています。今回弊社がモチーフとしたのは2011年リリースされた7代目の911シリーズ、991型の後期型をベースとするGT3 RSで、520馬力を発生する4.0リッターエンジンを搭載し、ニュルブルクリンク北コース(20.8km)を7分以下で走り抜けたことでも有名です。
ヴァイザッハパッケージはエクステリア各部にカーボンを使用し軽量化を図ったパッケージになります。ボンネット、ルーフ、リアウィング、サイドミラーがカーボンに置き替わります。ロールケージはチタン製に置き換えられています。メッシュデザインのマグネシウムホイールも用意されました。