ランボルギーニカウンタックシリーズの3世代目であるエンジンが5Lに拡張された、「カウンタック LP5000S」を忠実に再現したモデルになります。
今回はリアウィング付きモデルとなります。
今回、弊社がモチーフとしたのは1982年に登場したLP5000S(LP500Sとも呼ばれます)となります。
実車はエンジンが従来の3.9リッターから4.8リッターにまで排気量が拡大されたことが一番のニュースでしたが、外観はウルフ・カウンタックをベースに市販モデル化が図られたLP400S同様のオーバーフェンダーやフロントスポイラー、5つの穴が開いた特徴的なデザインのホイールが装着されています。
今回はリアウィングを装備してよりワイルドな印象となった仕様を再現しています。LP400Sとは異なるインテリア(ダッシュボード、センターコンソール、メーターパネル、ドアパネル)の原型を新規で製作して、内装外装ともに抜かりなく仕上げています。
ウィンドウパーツはインジェクションパーツを用いており、カウンタックの持つフラットなウィンドウを長く楽しむことができます。
※台座、クリアーケース付属
1971年3月のジュネーブショーでプロトタイプが発表され、1974年に市販が開始されたカウンタック。一番最初のフェイズにあたるLP400は1978年まで生産され、またそれをベースにウィングやオーバーフェンダーを備えたLP500Sとも呼ばれるウォルター・ウルフ氏が特注したウルフ・カウンタックなどはスーパーカー世代にはお馴染みのモデルではないでしょうか。
カウンタックはスーパーカーブームが去った後も進化を続けて、1982年には排気量を4.8リッターに拡大したLP5000S(LP500S)、1985年には排気量を5.2リッターまで拡大して、エンジンヘッドを4バルブ化したLP5000QV(クワトロヴァルヴォーレ)、1988年にはエクステリアを大幅に変更したランボルギーニ創立25周年記念車の25th アニバーサリーをリリースした後に、1990年に後継機種のディアブロにバトンを受け渡すまで生産が行われた長寿モデルでもありました。