1986年創業のチューニングカー・コンストラクターの『マインズ』が「日産 スカイライン GT-R(BCNR33)」をベースに製作したチューニングカー「マインズ スカイライン GT-R(BCNR33)」を忠実に再現したモデルとなります。
車載コンピューターのプログラミングを解析してチューニングを行うROMチューンの雄、マインズが改造を施したデモカーを再現したモデルとなります。
マインズのチューンドカーは他のビルダーやメーカーのタイムアタック系マシーンに比較すると控え目な印象がありますが、見た目の派手さは追わず、あくまで機能性を追求した結果がそうさせるもので、いわば“羊の皮を被った狼”的なアプローチが採られています。
弊社ではモデル化にあたり同型車両の3Dスキャンを行いデータ作成しました。
既にデモ車両はマインズから離れているので当時の画像や動画などからディテールを作成しています。
マインズのエクステリアモディファイパーツのほとんどは空力性能アップと軽量化を追求しているためカーボン製となっていますが、その再現は当該部位にカーボンバターンのデカールを貼り込んだ上でクリアコーティングを施しています。
BBS製の「Mine's LM-EVOLUTION IIホイール」やAP Racingのブレーキなども再現しています。ホイールリムはアルミ製挽物パーツを使用することでリアルな金属質感を持たせています。
美しいツヤを湛えたカーボンパーツ、チタン製マフラーやホイールといった金属部品の量感など、弊社ならではのフィニッシュを是非お楽しみください。
※アクリルベース、クリアケース付属
1986年創業のチューニングカー・コンストラクターの『マインズ』。1980年代中盤と言えば、ボアアップによる排気量拡大やビッグキャブの装着、追加インジェクター、あるいはボルトオンターボといった足し算のチューニングが幅を利かせていた時代。そんな中にあって『マインズ』はいち早く車載の純正コンピューターを解析し、コンピューター上で燃調や点火時期調整などを調整しエンジンのパフォーマンスアップを図る、当時で言うコンピューター・チューンで名を馳せたことで知られます。
のちにROMチューンと名を変え、チューニングカーの改造方法として主流となる中でも『マインズ』は他社を圧倒するアドバンテージをキープし、最高速チャレンジ、ゼロヨン、そして昨今のサーキットタイムアタックにおいて数々の最速マシーン生み出してきました。
1995年の東京オートサロンで発表された「スカイライン GT-R(BCNR33)」も例に漏れずマインズの手によってチューニングが施された一台です。
エクステリアには大きな変化は与えられませんが、リップスポイラーやリアウィングは軽量なカーボン製パーツにリプレイスされます。
BBS製のホイール、AP racing 製のブレーキユニットはマインズのデモ車両には欠かすことができないパーツといえるでしょう。
スカイライン GT-R(BCNR33)のデモ車両はソニックシルバーとホワイトの2台が作成されましたが、最終的に筑波サーキットを58秒757でラップするタイムアタッカーとなりました。