福岡県のGT-Rプロショップ「ガレージ アクティブ」で製作されたフルカーボンのコンプリート車両「ガレージアクティブ フルドライカーボン-R」を忠実に再現したモデルになります。
今回のモデルはSEMA show 2021のTOYO TIREブースにに展示された車両を再現いたします。
原型は、弊社の全BNR32のモデルに共通の実車の3Dスキャンデータを元に設計されたノーマル状態の車体に、ガレージアクティブのデモカーを3Dスキャンして取得したワイドボディの造形データを3D上で“装着”して設計いたしました。
今回はガレージアクティブのワイドボディの正確な再現に加えて、一番の見所となるのはボディ外販を覆い尽くすカーボンパターンの表現となります。カーボンパターンは塗装やパッド印刷では再現できないため、ボディ全体に精緻なカーボン柄のデカールを貼り込んでいます。ボディを覆い尽くすために、デカールは実に60点にまで細かく分割されており、それを弊社の職人たちが1枚1枚手作業で貼り込んでいます。
デカールはあくまで平面のシートなので、立体物であるボディにシワ無く貼り込むのは至難の業で、1台に仕上げるのに4時間強の時間を要しています。さらに、デカールを貼り込んだボディはその上からデカールの保護と表面の艶出しを兼ねたクリアコーティング塗装が施されて、鏡面状態にまで磨き上げられます。
ホイールはガレージアクティブのオリジナルホイール「RC-VI」を再現。こちらは真鍮切削原型のスポークとアルミ製の削り出しリムに実車同様の彩色を行っています。
チューンドカーファンはもちろん、GT-R好きにも非常に魅力的なガレージアクティブ渾身のデモカーの圧倒的存在感を弊社の高解像度モデルで是非ご確認ください。
※大判アクリルベース、アクリルクリアーカバー、カーボン製ネーププレート、エッチング製エンブレム、シリコンクロス付属
福岡に本拠地を置く「ガレージ アクティブ」は第2世代(BNR32/BCNR33/BNR34)をメインにGT-Rのプロショップとして全国のGT-Rファンにその名を知られる人気ショップのひとつ。同ショップの知名度を一気に引き上げたのが、2018年の東京オートサロンで発表されたR32用のワイドボディキットでした。
同キットの開発にあたり、最初に決められたのは理想のサスペンションや車高スタンスとホイールサイズからでした。そのうえで割り出されたのが19インチのディープリムホイールで、それを美しく覆いこむべく、フェンダーラインがリスタイリングされました。純正のプレスラインは活かしつつ、片側40mmのワイド化を実現しています。
つまり真横から見ればノーマルとほぼ印象は変わらず、斜め前方/後方から見てようやく大幅なワイドボディ化が図られていることがわかるという、言わば大人向けのボディキットということになります。
現在は世界的なJDMブームの影響もあって、「ガレージ アクティブ」の知名度はグローバルレベルで高まっており、2021年にはアメリカ最大の自動車関連部品見本市、SEMAショーのTOYO TIREのブースにデモカーがディスプレイされ大いに話題となりました。