ランボルギーニカウンタックシリーズの4世代目である4バルブエンジンに変更された、「カウンタック LP5000 QV」を忠実に再現したモデルになります。今回のモデルは88年型QVの小ぶりなリアウィングを装着した仕様です。
オリジナルカウンタックのスマートさを残した外観と、カウンタックの最強の5.2リッター4バルブエンジンを搭載したLP5000QVを1/18でモデル化いたしました。
カウンタックは外観上は初期のナローボディの他、オーバーフェンダーを備えたLP500S~LP400、LP5000S、さらにサイドスカートが追加されたLP5000QV、そして最後の前後バンパーやオーバーフェンダー他で大きくアレンジされた25thアニバーサリーなどに分けられます。
今回は、アニバーサリーが登場する直前、テスタロッサのようなサイドスカートだけが備えられた5000QVを再現いたしました。
5000QVはエンジンがクアトロバルボーレ(4バルブ)化された他、キャブレターがエンジンサイドのサイドドラフトマウントから、エンジン上部のダウンドラフトマウントに改められたこともあって、ポッコリとコブのように膨らんだエンジンフードが特徴となっています。
ホイールに関しては、1/18では細部の表現や真円性、そして剛性にも優れたインジェクション成型のABS製部品を使用しています。
フロントウィンドウに関しても微細な3次曲面表現を可能にし、ハイライトの映り込みも美しいインジェクション成型品を組み込んでいます。
88年にサイドスカートや内装の一部がマイナーチェンジされたQVには以前からの大きなリアウィングよりも一回り小さなリアウィングがオプション設定されました。
※台座、クリアーカバー、シリコンクロス付属
※限定商品はお一人様1台限り
1971年3月のジュネーブショーでプロトタイプが発表され、1974年に市販が開始されたカウンタック。一番最初のフェイズにあたるLP400は1978年まで生産され、またそれをベースにウィングやオーバーフェンダーを備えたLP500Sとも呼ばれるウォルター・ウルフ氏が特注したウルフ・カウンタックなどはスーパーカー世代にはお馴染みのモデルではないでしょうか。
カウンタックはスーパーカーブームが去った後も進化を続けて、1982年には排気量を4.8リッターに拡大したLP5000S(LP500S)、1985年には排気量を5.2リッターまで拡大して、エンジンヘッドを4バルブ化したLP5000QV(クワトロヴァルヴォーレ)、1988年にはエクステリアを大幅に変更したランボルギーニ創立25周年記念車の25th アニバーサリーをリリースした後に、1990年に後継機種のディアブロにバトンを受け渡すまで生産が行われた長寿モデルでもありました。