モデルは、1973年に開催されたツェルトベク 1000kmで8位でフィニッシュしたマルティニレーシングチームの『ポルシェ 911RSR/L “マルティニレーシング” 』の7号車を再現したモデルになります。
1973年のワールドチャンピオンシップ、ポルシェはフェラーリ312PBや、アルファロメオT33/TT12、マトラMS670Bなどの完全なプロトタイプカーを相手に戦っていました。
ボディ形状から不利なポルシェはレースを経るごとにモディファイを重ねていきます。ニュルブルクリンクではフロントのオーバーフェンダー+リアスポイラー一体型のリアフェンダーという印象を大きく変えたモディファイを行いました。
7号車同様にフラットな形状に改められたフロントバンパースポイラー、形状変更されたフロントフェンダーを持ち合わせていますが、今回発売する7号車はボディ後部を大胆に延長し、空力性能の向上を目指しモディファイされた、他に類を見ない911に仕上がっています。
拡大されたブリスターフェンダーは延長されたエンジンフードへ独自の形状で成形されています。
リアエンドには整流の為の垂直フィンを装備。エンジンフード上面のルーバー/ダクトも形状変更されています。
ボディ全面に貼付けられる”マルティニストライプ”も資料を元に再現してあります。サイド面の大判デカールは継ぎ目が出来ないように1枚で再現。ドアやトランクなどの開口部分にまたがる部分は張り付け後、カットするという手間を惜しまず製作。勿論ウレタンクリアーでコーティングで仕上げております。
VM070 : ポルシェ 911RSR/L “マルティニレーシング” ツェルトベク 1000km 1973 No.7
※はめ込みアクリルベース、クリアーカバー付属