ドイツのニュルブルクリンクにて2011年に市販車両最速タイムを記録した「レクサス LFA ニュルブルクリンクパッケージ ニュルブルクリンク ファステストラップ 7:14:64」を忠実に再現したモデルになります。
モデル化にあたっては、レクサスから提供を受けた実車の3Dデータを元に、3D CADを用いて原型を設計。プロポーションは実車に忠実であることを最重要課題として、意図的なデフォルメなどを行わないプレーンな造形を試みています。
モデルの表情を引き締める灯火類の表現にあたっては実車の当該箇所を徹底的にリサーチした上で、形状はもとより部品構成、質感なども可能な限り再現しています。
ニュルブルクリンクパッケージ車の特徴であるカーボン製のフロント&サイドのアンダースポイラー、リアウィング、トランクリッドなどには、すべてカーボンパターンのデカールを貼り込んで、その上にクリアコーティングを施して鏡面仕上げとしています。
ホイールは真鍮切削原型をホワイトメタル鋳造部品に置き換えてBBS特有の繊細なスポーク形状を高解像で再現し、実車同様のカラーで塗装してのフィニッシュとなります。
ニュルブルクリンクタイムアタック仕様は、現地のナンバープレートの装着が大きな識別点ですが、内装にはロールケージが組み込まれて、シートベルトはタカタのフルハーネスが装備されるのもポイントですが、いずれも実車をパーフェクトにトレースしました。
※こちらはサンプルモデルとなります。今回のモデルにはロールケージ・タカタのハーネスなどはついておりません。製品には再現する予定となります。
純内燃機関最後のレクサス・スーパースポーツの最高峰であるLFA。その開発の場として大きな役割を担ったニュルブルクリンク・サーキットを全力で駆け抜けた唯一無二の1台をお楽しみください。
※アクリルベース、クリアケース付属
※限定商品はお一人様2台限り
「究極の走りを体現したFの頂点」として2010年末から500台が限定生産されたLFA。Fが意味するのはトヨタのホーム・サーキットでもある富士スピードウェイで、レクサスの中でもIS FやGS F、そして現在も生産が続くRC Fといった限られたスポーツモデルだけに、そのアルファベット一文字を車名に用いることが許されてきました。車名末尾のAはAPEX、すなわち頂点に相応しい存在であることを意味しています。
LFAはレクサスひいてはトヨタの技術の結晶として生み出された2人乗りのスポーツカーで、4.8リッターV10のパワートレインを筆頭に6速ASG変速機やトランスアクスル、CFRPを多用したシャシー&ボディなど、まさしく専用尽くしでスーパーカーと表現するに相応しい贅沢な存在でした。またFRミッドシップ、ロングノーズ&ショートデッキのトラディッショナルなパッケージングを採用しながら、ラジエターを車体後端に搭載して重量配分を改善するといった独創的な面も多々持ち合わせていました。
実際に走っての評価も高く、海外でも絶賛されたLFAですが、そのさらなるハイパフォーマンス仕様として、約700万円のエクストラコストで、エアロパーツのリアファイン、シフトスケジュールの変更、11馬力のパワーアップ、専用サスペンションやタイヤ&ホイールを奢ったニュルブルクリンクパッケージ車が選択可能で、約50台が限定生産されました。
そんなLFAの魅力は生産を終えてから10年近い歳月を得た現在も、衰えるどころかより際立ってきた印象もあり、弊社ではそのモデル化に着手いたしました。