名古屋をベースとするカスタマイズブランド「リバティーウォーク」が発売したエアロキットを装着した「LB Nation GR86」を忠実に再現したモデルとなります。
モデル化にあたっては、トヨタ自動車提供の3Dデータをベースに設計したノーマル状態のGR86の車体に、弊社で採取した実車のLB Nation TOYOTA GR86のカスタム部位の3Dデータをドッキングして原型を設計。同様の手法で設計された弊社の他のGR86と並べた時に整合性が取れ、その差異が際立つことから上記の設計方法を採っています。
リバティーウォークらしいビス留めのオーバーフェンダーはボディと一体成型となりますが、その境界部分をクッキリと塗りわけることによって、フィッティングと別体感を両立させています。
ホイールは繊細かつシャープな真鍮切削原型を製作し、それを元にホワイトメタル鋳造部品に置き換えた上で丁寧な彩色やデカール貼りを行い、実車の雰囲気を確実に1/43スケールに落としこんでいます。
またエンジンフードにはカーボンパターンのデカールを貼り込み、その上からクリアコーティングを施し、手作業で磨き上げて鏡面仕上げとしています。ウィングはホワイトメタルパーツのウィングとエッチングパーツのステーを組み合わせたもので、そのシャープさや薄さ、解像度の高さにも注目していただきたいポイントです。
派手なカスタム部分に目が活きがちですが、実車の部品構成を分析した上でリアルな表情や奥行き感を出した灯火類など、GR86のモデルカーとしての再現度の高さも拘っています。
今後も様々なカスタム仕様、ノーマル仕様のカラバリなど、弊社のGR86は多数の仲間たちをリリース予定ですので、是非コレクションしてお楽しみください。
※アクリルベース、クリアケース付属
※限定商品はお一人様2台限り
2012年、トヨタSUBARUの共同開発車としてトヨタ86(SUBARU BRZ)が登場。そして2021年には2代目が登場しましたが、トヨタのモータースポーツ/高性能市販車部門であるGR(GAZOO Racing)ブランドの専売車となったことから、車名もGR86へと変更を受けています。
モデルチェンジにあたっては、車体剛性の強化や安全性能の向上など、時代の要請に合わせた部分の他、より気持ち良い走りを目指すために、レスポンスの向上とフレキシブルさを狙ってエンジンの排気量が約400ccアップされ、トルクが増大しています。
GR86は今や数えるほどになったFRレイアウトのスポーツカーとあって、チューンドカー/カスタムカーのベースとしての人気も高く、種々のアフターマーケット部品が流通しています。その中にあっても非常に高い認知度を誇るのが、愛知県のリバティーウォークの手がけるボディパーツで、GR86用にも同社お家芸のひとつである、ビス留めオーバーフェンダーがラインナップされています。
リバティーウォークには、種々の商品ブランドが存在しますが、今回モチーフにしたGR86に装着されたのは、同社のエントリーブランド、LBネイションのボディキットとなります。