NISSAN GT-Rの2008モデルをベースに、ニスモ大森ファクトリーのチューニングカーコンセプトとして用意されたCRS(クラブマン・レース・スペック)のデモ車両として製作された「NISSAN GT-R (NISMO R35 CRS Version)」を忠実に再現したモデルになります。
弊社で製作した基準車両の3Dデータに、NISMO大森ファクトリーで実車取材を行い採取した3Dスキャンデータを追加しています。
CRSバージョンならではの装備は、フロントアンダースポイラー、カーボンフロントフェンダー、ダクト付きカーボンボンネット、サイドスカート、リアアンダースポイラー、アドオンリアスポイラーなど多岐にわたります。
また、足回りには「NISSAN GT-R NISMO(MY17)」と同様の6本スポークホイールが装着されていますが、このモデルカーのためにホイールを新たに制作。さらにシャープな仕上がりを目指しました。
フロントバンパー中央のインテーク越しには、インタークーラーが立体感も豊かに表現されています。チタン製のエキゾーストシステムは、サイレンサーやマフラーカッター部分に金属部品を用いてシャープさと質感を両立いたしました。
※画像はメーカー監修中のサンプルモデルの為、実際に発売される商品とは異なる部分がございます。
※アクリルベース、クリアーカバー付属
※2025年2月発売予定
※Released in February 2025
1984年に設立されたニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社。その名の通り、グループAに代表されるツーリングカーや、グループCカテゴリーのスポーツプロトタイプレーシングカー、さらにラリー他、様々なフィールドで日産のモータースポーツ活動をバックアップしてきました。
その後、レース活動から得たノウハウを活かしたストリートカー用のチューンドパーツも発売するようになりますが、そのイメージリーダーとして1996年に製作されたのが、コンプリートカーとして販売された「ニスモ400R」となります。闇雲にパワーや速さを追うのではなく、日常使用からサーキット走行まで、トータルバランスに重きを置いたチューンドカー作りを行うことで巷のチューニングショップとは一線を画していました。2004年に発売されたスカイラインGT-R(BNR34)ベースのチューンド・コンプリートカーのZ-tuneもまたNISMOのクルマ作りを象徴する存在として多くのクルマ好きの記憶に残っていることでしょう。
そんなNISMOが2010年代に入ってスタートさせたチューニングカーコンセプトがCRSことクラブマン・レース・スペックとなります。「サーキット走行を1日楽しみ、自走で帰宅できるクルマ」=「クローズドサーキットでのスポーツ走行と公道走行の両立」をコンセプトに各世代でデモカーが製作されています。CRSのデモカー各車はそのまま販売するというよりも、CRSコンセプトの見本車両的な位置づけとなります。
今回はNISSAN GT-R(MY08)をベースにしたCRSのデモカーをモチーフに選びました。
発送予定日:未定