NISMO S-tuneコンセプトに基づいたチューニングが施されたコンプリートカー「スカイラインGT-R(BNR34 NISMO S-tune)」を忠実に再現したモデルです。
弊社ではこれまでに1/43と1/18で種々のBNR34関連のモデルカーを発売してまいりましたが、今回は1/18で初めてNISMO S-tuneをリリースいたします。S-tuneは有名なZ-tuneよりも先に発売されたBNR34の中古車をベースにしたコンプリートカーで、外観こそノーマルフェンダー&エンジンフードでマイルドな印象ですが、S1エンジンや専用サスペンションなど、走りに重きを置いたモデルでした。
モデル化にあたっては、エクステリアを中心にNISMO製のバンパーやサイドスカート、NISMO LM GT-4ホイールなどをスキャニングして造形データを作成し、それを弊社のBNR34の車体データに組み合わせて原型を製作いたしました。
基本的に弊社の他のBNR34関連のモデルカーも同様の手法で設計していますので、それぞれのタイプの個性や他との差異がしっかりと確認できます。
内装は320km/h表示のホワイトコンビネーションメーターやチタン製シフトノブなどS-tuneの特徴を忠実にトレース。
またシートやインパネなども3Dスキャンデータを元に造形しており、意匠はもちろんサイズ感も実車の雰囲気をしっかり再現しています。塗装のツヤ加減のコントロールによってマテリアルの違いや質感の表現にもこだわりました。
ホイールは実物を3Dスキャンして原型を設計し、それを強度や造形のシャープに優れるABS製のインジェクション成型部品を用いて再現。
また、流麗なBNR34のフォルムをスポイルしないように、ウィンドウ類にもインジェクション成型部品を使用。ボディラインとシンクロする3次曲面のラインや抜群のフィッティングが実車らしさを演出します。
R32、R33、R34からなる第2世代のスカイラインGT-R、今後も種々のバリエーションを展開していきますので、このS-tuneもご入手いただき、コレクションの充実を図っていただければ幸いです。
※画像はメーカー監修中のサンプルモデルの為、実際に発売される商品とは異なる部分がございます。
※台座、クリアーカバー、シリコンクロス付属
※お一人様1台限り
※2025年4月発売予定
※Released in April 2025
スカイラインGT-R(BNR34)は1999年1月に開催された東京オートサロンでデビューしました。
2000年8月にはマイナーチェンジが行われ、上位グレードの” V・spec II”には量産車初のカーボン製エンジンフードが採用されたことも話題を呼びました。
BNR34はその素性の良さからチューニングベースとしても好まれましたが、中でも注目されたのが生産終了後、NISMOがチューニングパーツやプランに合わせて発表した、良質な中古車をベースとしたコンプリートカーの存在です。
中でも2005年に発表され、1774万5000円というプライスタグを掲げながら、“内容を考えれば安すぎる”と言われたZ-tuneが有名です。
今回、弊社がモデルカーのモチーフに選んだのはZ-tuneよりも1年ほど前に発売されたコンプリートカーのS-tuneとなります。外装のモディファイこそ控え目ですが、NISMOファクトリーで組み上げられたS1スペックエンジンと、専用チューンのサスペンション、NISMO製フロントバンパー、カーボンリアウィング、サイドスカート他、トータルで約360万円分のパーツが組み込まれて販売されました。
発送予定日:未定