1996年のル・マン24時間レースで2位・3位を獲得し、その存在を世界に示した「ポルシェ 911 GT1」を細部まで忠実に再現したモデルです。
モデルはポルシェミュージアムで実車取材を行い、そこから精密な3Dデータを作成しました。
あらゆる角度から撮影した多数の写真資料をもとに、細部まで再現性を追求し、まさに“決定版”と呼べるモデルを目指して開発しています。
911(993型)をベースに、「LM-GT1」規定に沿って開発されたボディは、複雑な三次元曲面で構成されており、立体化には非常に高い精度が求められます。そのため、本モデルではボディの面構成ひとつひとつに細心の注意を払い、造形を仕上げています。
ボディ各部のエアインテークやアウトレットは、実車同様の立体感を表現するためにあえて分割構成とし、内部の熱交換器などのディテールまで精密に再現しています。
インテリアには、GT1専用のロールケージやレカロ製バケットシートを忠実に再現。細部まで実車の特徴を丁寧に表現しています。
ポルシェのレーシングカーで多く採用されるBBS LMホイールは、リムをアルミニウム挽物パーツ、スポークを繊細さと立体感を両立したホワイトメタル製パーツで構成し、実車同様の質感を再現しています。さらに、タイヤのレターマークも精密に表現しました。
ユニークな"Mobil 1"のデジタルグラフィックは、実車を参考に忠実なドローイングを行い再現しています。塗装には実車用のウレタンクリアーを使用しており、美しい艶を長期間にわたってお楽しみいただけます。
※こちらは再生産品となります
※アクリルベース、クリアケース付属
※2026年5月発売予定
※Released in May 2026
1995年に大きくレギュレーションが変わった「LM-GT1」規定のレースではマクラーレン F1が圧倒的な強さを発揮していました。
ポルシェには911GT2しか選択肢がありませんでしたが、とても同じクラスで戦えるほどスペックが高くはありませんでした。
ポルシェは1996年のシーズンに向けて911 GT1の開発を進めました。モノコックはすでにクラッシュテストを合格していた911(993)を使用。後半部分はオリジナルのスペースフレームで構成されておりミッドシップにエンジンが搭載されました。
ボディはオリジナルの911の面影を残しつつ、サルテサーキットにターゲットを合わせたデザインが施されました。ボディに描かれているグラフィックはスポンサーの「Mobil 1」をコンピューターで手を加えたものだそうです。
発送予定日:未定